前回の記事で予定より留学時期を2年遅らせたと書きましたが、じゃあ出発までに2年もあったのだから準備は余裕だったのではないかというと、そうでもありませんでした😫
まあこれは何事もギリギリまではじめない私が悪いのですが。
2年前、それこそコロナがなく、予定通り出発しようとしていたらと考えるとちょっと恐ろしいです。というかおそらく間に合わなかったと思う。
カンボジアに限らずですが、長期間海外に行くにあたり必要な手続きや準備を少しあげてみます(留学先や滞在先を探す部分は今回は省略します)。
・パスポート取得
これは留学に限らず海外に出る場合には必須なので取り方等の詳しいことはここでは省きます。当然ですが航空券代のかからない0歳の赤ちゃんから必要です。
・学校手続き(日本の)
これはどうやら市町村や学校により対応が異なるみたいです。
事前にすでにお子さんが留学や転勤で海外の学校に通ったことのある方にも聞いてみたのですが、日本の学校に籍をおいたままにしておけたというパターンもあれば、一度籍は抜き、帰国時に再度手続きというところもありました。
息子の小学校の場合は後者にあたり、今は日本の学校には在籍していません。
この点に関しては留学期間なども関わってくるので留学の話が出た時点で一旦確認しておくのをお勧めします。
ちなみにうちの場合、2年前の出発準備時には担任の先生にいつ抜けることになるかわからない旨をお伝えし、本来1年間で使う予定のものを4月に揃えたりする教材や道具などは都度必要なときに準備、購入するでokを頂いていました。
3年生になって必要だった書道の道具も1学期のみの登校とその時には決まっていたのでお借りすることができました。
学校や先生によっても対応が異なってしまいますが、お願いベースで融通が利くところはきいていただけると助かりますよね。
なのでどうなるかはわからないと前置きした上で早めの相談がおすすめです。
・海外旅行保険
これは必ず入っておくことをお勧めします。それもクレジットカード付帯のものではなく。短期間の海外旅行であればクレジットカード付帯の保険でも十分な場合もあります(こちらはカード会社により補償が異なるので必ず事前にご確認ください)。
長期となるとほとんどのカード付帯のものがカバーしきれていません。(1年くらいの期間まで補償されているもカード付帯はわたしが調べたところでは見つかりませんでした。ゴールドやプラチナだと違うのかもしれませんが😆
保険の種類にも旅行用から留学用、ワーキングホリデー用など保険会社によってさまざまなプランがあります。1年ともなると結構まとまった金額になるので時間に余裕があるうちにいくつかの保険会社、プランを比べておくといいと思います。
わたしは他のこと同様、ギリギリに手配したので(本当にぎりぎり、出発まで1週間切っていました)、多くを比べることはできませんでしたが、それでも2社、プランもそれぞれ3つくらいある中から選びました。(もしこの記事を読んでいる方で出発直前という方も一度保険会社に問い合わせてみてください。結構ぎりぎりまで間に合います)
確か1年間、二人で50万円くらいだったと記憶しています。
これにはちょっと驚きました。保険料が上がっているとはなんとなく聞いていましたがここまでとは。これでもかなり安いプランです。
けがも病気もしないかもしれない、1年間何もなく、50万円ドブに捨てることのなるかもしれない、それでも加入をお勧めするのは以前の経験からです。
20年前カンボジアに1年間ボランティア滞在した際、若く無知だったわたしは海外旅行保険に加入していませんでした。
そして滞在6か月目にしてまんまとデング熱感染😱
プノンペンにいた私は同僚に連れられて意識朦朧とした中インターナショナルホスピタルへ。(地元の方々が行くローカル病院ももちろんあり、金額もそこまで高くありませんが、そちらでのちょっと笑えない経験はまた後日)
当然病院の先生(日本人)はまず保険お持ちですかと聞きます。
私、「ないです。」
先生、看護師さんともにびっくり😳
ご丁寧に先に金額を説明してださいました。
初診料、通常診察料、検査料、点滴料、薬料。
合わせて大体10万円くらいだったと思います。
当時まだ保険料が今ほど高くなく、学生だったので保険に入っていればこれは全部まかなえていました。
でもこちらはもう高熱でフラフラ、診療を断るという選択肢はない。
支払いました、10万円😭
でも今思い返したら10万円ですんでよかったです。
デング熱、重症になるとカンボジアでは治療ができず隣国のタイやベトナムへ送られることもあります。そうなっていたら飛行機代も自腹、なんてことになるので海外旅行保険、多少値が張っても加入をお勧めします。
・両替
両替、なんだかちょっとややこしくなったと感じたのはわたしだけでしょうか。
銀行や空港だともっとスムーズだったのでしょうか。
円高にビビり、手数料をできるだけ安く済ませようと、わたしは比較的レートもよく、手数料も安いというチケットショップで両替しました。
金額や紙幣の種類、名前などを記入するのは以前と変わらず。
パスポートのコピーも必要でした。
途中手こずったのは住所をわたしが書き間違えたとき。横線で訂正したのですが、それがだめだと。住所の確認できる身分証明書を出しなさいとなったのです。旅行に来ている外国人の人とかそもそも住所ないのにどうするんだろうと思いつつ、わたしもパスポートしかありませんでした。そして記入した住所とパスポートにある住所が違うと。(直前に父のところに身をよせていたのでそちらを書いた)
すみませんがお手数かけたがこれでは両替できませんとのこと😲
ちょっとまって。書き間違え、しかも複写とかではなくぴらっぴらの一枚の用紙、
特にナンバリングとかもされていないやつ、書き直したらいいんじゃないの!?!?!
あまりに単純なことでちょっと嫌味っぽく突っ込んじゃいました😅
お姉さん、あーそうですねーでもーうーん、じゃあそうしてもらえますかー
って!
え?書き直しに面倒なのはわたしですよね?
特に並んでる人もいないし、何か問題でも?
よくわからずもやもやしましたがとりあえずは書き直し、無事両替がすみました。
金額が金額だったので数えるのも大変!
で、こちらはカンボジア側での事情ですが、古いドル札が使えないことが多々!
2000年以前のものは大体断られます。せっかく持っているのに使えない、しかも日本で両替したばかりのもの、こうならないためには銀行での両替がいいかもしれません。
思いのほか長くなってしまったので今日はここまでにしておきます。
準備は続きますのでそれはまた出発までの道のり②にて。