父のキリロム中期滞在

あっという間にもう約2か月前のことになってしまったけれど、

片道チケットで訪カンボジアしていた父は結局アンコールワットにもシハヌーク(ビーチ)にもどこにも行かず、2週間キリロムでのんびりして帰りました。

ここでの父の過ごし方や、短期間で旅行に来る人たちをみていてつくづく感じたのが、

キリロムは長期滞在に向いている、ということ。

プノンペンや町に住んでいる人が週末にさくっと来るには短期間でももちろいいのです。

いつもとは違う環境だし、多少であれば見るところもある。

キャンプやバーベキューもできる。

日本でいう週末に軽井沢やキャンプに行く感じ。

ただ、父のようにわざわざ日本から(海外から)来る人にとっては、

やっぱりカンボジアの見どころはアンコールワットで間違いないと思うし、

見どころが少なくてもプノンペンのほうがおいしいものがたくさん食べられる。

ここキリロムは長期でのんびり時間を過ごすからこその魅力がたくさんなのだと改めて思いました。

2週間の間、父にとって孫である息子は平日学校、わたしも屋台や仕事があるので毎日どこかへ行ったりはできません。(そもそもそこまで行くところもないけど)

たまに近くの村へ行ったり、数少ない名所に行ったりはしたもののほぼのんびりする毎日。

あきないの?

あきると思います、のんびりできない人にとっては。

かくいうわたしも、もともとのんびりするのが苦手なタイプで日本では常に動いていました。

そんなわたしでものんびりできるのはやはりキリロムだからじゃないかと思うのです。

聞こえるのは木の音(たまに雨が降っているのかと思うくらいに木がさざめいてます)や鳥の声。朝からさわやかな太陽と空の色、別に詩を書きたいんじゃなくてほんとにそれしか聞こえないし見えない。たまに先が全く見えなくなるくらいの霧。かと思えば真っ青に晴れる。

何もすることがなくてもまあいっか~となってしまう雰囲気。

別荘にいかがですか?とお勧めしたくなります(ちょっと遠いけど😂)

でも、昔はほんとうにここキリロムには王様の家があったのです。

跡地が今でもあります。

明らかにアンコールワットのあるシェムリアップや首都であるプノンペンとは違う空気の流れるキリロム。

いつかここでフェスなんかできたら絶対楽しいんじゃないかって思ってます。

日本の夏祭りでもいい。

そんなキリロム、今はクメールニューイヤー休暇まっさかり。

ここでもみんなが新年を祝うべく、準備しています。

カンボジアで一番のお祝いであるクメールニューイヤーはぜひキリロムへ♪

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