とうとうこの日が来ました!
待ちに待った国際クルーズ再開。
国土交通省が国際クルーズの受け入れを再開することを発表しましたーーーーパチパチパチ🤲
これによってわたしが以前働いていたピースボートも2年半とまっていた運航を再開できることになります。
日本の港に出入国する船には大きく分けて2通り、「日本船籍」と「外国船籍」があります。
つまり船の国籍が日本か海外かということ。
有名な豪華客船である「飛鳥Ⅱ」や「にっぽん丸」そして本当に残念ながら来年1月で運航を終了することになった「パシフィックビーナス」などは日本船籍。
そして外国船をチャーターしてクルーズを作っているピースボートの使用している船は外国船籍。
大きな違いの一つに日本の港のみでクルーズを作れるかどうか、があげられます。
日本船籍の場合は何日間のクルーズであろうと日本発着+日本の港のみでクルーズが完成します。
外国船籍の場合はそうはいきません。つまり「日本一周」や「日本周遊」のクルーズは作れないわけです。
だからといってこれまで、わたしが乗船していたころも特に困ったことはありませんでした。
特にピースボートは「地球一周」がメインのため日本の港のみでクルーズを作る必要もなかったからです。
それがまさかのコロナ。
どの業界も苦しみましたが、クルーズ業界も同様。大打撃です。
そして前述したとおり海外の港を訪れることが主だったピースボートクルーズはコロナがスタートしてから2年半、全く船を出すことができていません。
そのため今回の国交省の発表はほんとうにほんとうに心待ちにしていたこと。
私自身はすでにもうだいぶ船から離れていますし、今後もいつ乗船できる機会があるか(ピースボートだけでなくあらゆるクルーズ船に)わかりませんが、船ずき、クルーズずきにとってはこの上ないうれしいニュースです。
船の魅力
わたしに船について、クルーズについて語らせると止まらなくなります。
以前5年ほどクルーとして地球を15周したことも、その後3歳の息子を連れてショートクルーズに乗船したことも言葉で語り切れないほどの経験でした。
息子との乗船経験は以前少し記事にも書いています→「子連れ旅行」
飛行機での旅行とは違った魅力のある船旅。
以前の記事にも書いた通り特に子連れにはおすすめなのです。
・荷物がラク
・手続きもラク
・ぐずったら船室
・子ども料金がお得
・子どもアクティビティがある
等々。
2週間ほどのショートクルーズに3歳の息子と一緒に2度乗船しましたが、大変と思ったことはほとんどありませんでした。
おそらく2年半ぶりのクルーズ再開に伴って多くのクルーズ会社がクルーズ代金割引などのキャンペーンを行うのではないでしょうか。
そうであれば乗船のチャンスですね。
なんならわたしもカンボジアから乗船したい。
いろいろクルーズ調べてみる予定です。
子連れ乗船ともう一つのおすすめは「クルーとして客船で働く」です。
どちらかというと私がクルーズを進める理由はこちらにあるかもしれません。
それだけ貴重で大きな経験でした。
一見ハードルが高そうに思える客船乗務員。
日本ではあまり知られていませんがそうでもないんです。
船は動くホテルともいわれているので部署によりますが例えば接客経験があればほかに特別なスキルはいらないことも。
船によっては語学も日本語だけでOKな場合もあります。
もちろん大変なこともありました。
それを超える経験も。
ここでは書ききれないのでそれはまた後日。